プロジェクト紹介 PROJECT

「幕張ベイパーク」マンションミュージアム
『LIXILフロントコンテスト2017銀賞受賞』

ゼロからのモノづくり。“今ここにない商品を創り出す”

プロジェクト概要

株式会社LIXILが主催する『LIXILフロントコンテスト』は、同社製品のフロントサッシ(店舗用建材)を使用した施工例から優秀な作品を表彰するというもの。信田屋では、これまでも数々の施工例で受賞経験があるものの、いずれも加工店としての参画のみ。「自販物件で受賞する!」という目標を掲げ、会社が一丸となって立ち上げたプロジェクトでした。

メンバープロフィール

南 晃行

2008年入社
専務取締役

早藤 義明

2015年入社
営業部・設計課

全国初の事例を実現し、
受賞を目指す!

全国から応募が集まるこのコンテスト。
フロントサッシを扱う企業のステータスのような知名度の高いコンテストです。

今までフロントコンテストの受賞は数多くあったのですが、メーカーが受注した物件の加工店、つまり製作担当としての参画のみだったんです。それが今回、自社で受注した『幕張ベイパーク・マンションミュージアム』の案件が、株式会社LIXILの新商品を使用するのにも最適な物件だったことから、お客様の要望も実現すると同時に、受賞も目指すという難易度の高いチャレンジに挑みました。

早藤

今回のプロジェクトで、南さんは社内での部署間調整はもちろん、お客様担当として、お客様の要望をしっかりとヒアリングして頂き、デザイン性と性能を兼ね備えた提案をして頂きました。私の方は、そのヒアリング内容や、お客様から頂いたデザイン図面をもとに、アルミ建具の設計を行っていきました。

設計を担当したのは、数々のアルミ建具を設計してきたベテランの早藤さんでしたが、
その経験を持ってしても、簡単な案件ではなかったそうです。

早藤

新商品を使うということは、これまでの施工事例がないということになり、加工や切断、組立や設置の難易度もかなりアップしていきます。そのため、作図や製作、施工の資料収集、さらにメーカー様との打ち合わせも細かく行っていきました。本当に神経を使ったのを覚えていますね。

通常、何度も使用しているような商品ですと、製作現場や施工現場の方も慣れていますから、そこまで多くの資料は必要ないんです。しかし今回は“全国で初めて”ということで、早藤さんが作った資料も膨大なものになって、現場でもちょっと驚かれたくらいでした(笑)

ゼロから生み出される
メインファザード

建物に関わる仕事の醍醐味は、図面という二次元から三次元の物体を生み出し、
それが多くの人の目に触れることだと言います。
今回のプロジェクトの醍醐味も、まさにゼロから生み出されたものでした。

お客様から頂いたデザイン図をもとに、早藤さんと共に納まりを検討しながら作図を行い、何度もトライ&エラーしながら承認を頂きました。その後は、工場での製作の段階。入荷してきた大量の型材を、早藤さんが作った図面をもとに、製造スタッフが切断・加工・組立していきました。お客様が東京で、現場は千葉、私たちは大阪という物理的な距離がある案件でしたが、お客様がそのことでストレスを感じないよう、丁寧かつ迅速な対応を心掛けました。そして出来上がった商品が現場で取付けされ、建物のメインファサードとなったときには、大きな達成感を感じましたね。

早藤

最初にお客様から頂く建築物のデザイン図面は、完成のイメージのようなものが多く、それを実現するために、私たちがサッシの分野で詳細な図面に落し込んでいきます。それが美しいデザインで完成し、お客様からも高く評価して頂いたときには、本当に設計者冥利に尽きますね。

苦労の甲斐あって、『LIXILフロントコンテスト2017』で銀賞を受賞。
その表彰式は、忘れられないほど華やかな場面だったそうです。

この表彰式は、当時ヒルトン東京お台場で開催され、会場には全国の同業者が集まっていました。レッドカーペットならぬオレンジカーペットが敷かれ、まるで海外の映画祭のよう!各部門で金賞・銀賞・銅賞とあるのですが、表彰式に参加した時点では、みんなどの賞に選ばれたのか知らされていません。映画祭と同じように銅賞から順に呼ばれるため、信田屋の名前が呼ばれたときには、緊張感も喜びも倍増していましたね。こんなエンターテイメント性の高い、盛大な表彰式の場に立たせて頂いたことが、本当に誇りに思いました。

早藤

私は残念ながら、表彰式には参加できなかったんですが、もう一度受賞して、次はこのオレンジカーペットを歩いてみたいですね(笑)。そのためにも、お客様の想いに寄り添ったモノづくりに励んでいきたいと思います。

まだまだ上を目指して!

今回のプロジェクトの目標である「自販物件で受賞する!」を達成し、
次なる目標にもつながっていきました。

早藤

大変なプロジェクトではありましたが、無事に銀賞を受賞することができ、設計者としても得るものが大きかったと思います。今後もお客様のニーズをくみ取りながら、さらに上の賞を目指していきたいですね。

今回は大規模部門での銀賞受賞。その上には、金賞があります。さらにその上には、全部門合わせたグランプリもあります。私だけでなく、営業担当者はそれぞれこのフロントコンテスト受賞を目指していますので、そういった次世代のチームリーダーを育成し、グランプリを受賞するのが次の目標です。

次世代にもつなげていきたい目標。
その想いを受け継いでくれる人材を育てていきたいと言います。

信田屋はオリジナル商品やメーカー商品含めて、フロントサッシでトップクラスの実績を誇る会社です。その技術力や発想力の高さ、そして高い品質から他社では難しいと言われた案件を依頼頂くこともあります。そういった難しい案件であっても、それを“楽しい”と捉え、前向きに取り組んでくれる人と一緒に仕事をしていきたいですね。

早藤

設計の仕事は、自分の描いたものが形になる仕事。しかも、それが街行く人の目に留まったり、人々の役に立ったり、時にはその建物がメディアで紹介される場合もあります。そんな仕事は、決して多くはありませんよね?南さんも仰っているように、ぜひ意欲的に楽しんで、皆さん自身も信田屋で成長して下さい。それがいずれは、信田屋の成長にもつながります。

信田屋はこれからも、お客様のニーズのため、さらに社員の成長の場として、
こういったチャレンジを積極的に行っていきます。

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